2019「スタートアップ在上海」国際創新創業競技会の始動式が開催

(中国)

上海発

2018年11月05日

10月30日に2019「スタートアップ在上海」国際創新創業(イノベーション・スタートアップ)競技会(以下、競技会)(注)、および第8回中国創新創業競技会(上海地区)の始動式が上海浦東区科学技術館で開催された。

競技会は、中国科学技術部ハイテク技術産業開発センターと上海市科学技術委員会が共催し、上海市科技創業センターが実施機関となっている。始動式では、中国科学技術部ハイテク技術産業開発センターの張志宏主任と上海市科学技術委員会の駱大進副主任が講演した。

始動式では2019年の競技会開催に向けた宣言が行われた。これに先立つかたちで2018年10月24日に協議会の組織委員会議が開催され、上海市科学技術委員会イノベーションサービス処の陳宏凱処長が会議を取りまとめ、2019年競技会のプログラムなどについて議論した。なお、競技会は2019年1月から参加申込みを開始する予定で、詳細手続きは今後、公表される。

写真 会場となった上海浦東区科学技術館(ジェトロ撮影)

会場となった上海浦東区科学技術館(ジェトロ撮影)

写真 始動式の様子(ジェトロ撮影)

始動式の様子(ジェトロ撮影)

(注)競技会は2017年から「国際」と銘打って、海外企業の参加も募るようになった。2017年は海外の企業・団体約400社、中国企業は7,000社以上が申し込んだ。上海におけるイノベーション、スタートアップ、インキュベーションに関する情報収集・ネットワーク構築に向け、こうした競技会を活用するのも有効だ。

(飯田大介、王志燕)

(中国)

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