現代自動車の決算、上半期は減収減益に

現代自動車は7月26日、2018年上半期の業績（連結ベース）を発表した。売上高は前年同期比1.1％減の47兆1,480億ウォン（約4兆7,148億円、1ウォン＝約0.1円）、営業利益は37.1％減の1兆6,320億ウォン、当期純利益は33.5％減の1兆5,420億ウォンだった（表1参照）。

同社では、ウォン高ドル安や、固定費の増加などにより、前年同期と比べ収益性が落ち込んだと説明している。

世界市場での販売台数は、前年同期比0.3％減の219万5,000台となった。国・地域別でみると、中国と米国が減少した一方で、西欧、インド、ブラジル、ロシアは増加した（表2参照）。なお、韓国国内は2.8％増の35万4,000台だった。

同社は2018年通年の販売計画について、「スポーツ用多目的車（SUV）を中心に新車販売を拡大し、主力モデルの販促およびマーケティング活動を強化する」とコメントしている。

〔諸一（ジェ・イル）〕