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自動車規制の統合に向けた了解覚書に署名

(アルゼンチン、ブラジル)

ブエノスアイレス発

2018年08月27日

アルゼンチンとブラジル両国政府は8月24日、ブラジリアにおいて自動車製造にまつわる制度の一本化を目指した了解覚書(MOU)に署名した。MOUには自動車の安全規制、エネルギー効率、騒音、排ガスなどといった制度の統合を視野に入れている。両国は技術仕様の統一のため、180日の期間を設定した。またワーキンググループを新たに組織し、両国の技術規制の相違点などを洗い出す方針だ。

ブラジル側を代表してMOUに署名したマルコス・ジョルジ商工サービス相は、今回の署名が自動車生産コストの削減につながり消費者の利益につながるとともに、輸出に際する障壁が緩和されることが自動車の一層の輸出につながるとして期待を示している。ブラジルにとってアルゼンチンは輸出有望先であり、ブラジルにおける2018年上半期の自動車輸出総額に占めるアルゼンチンのシェアは79.5%と高いシェアになっている。

アルゼンチンにとってもブラジル市場は重要で、2018年1~7月での自動車輸出台数全体の71.0%を占めている。アルゼンチン側を代表して署名したダンテ・シカ工業生産相もツイッターにおいて、今回の決定が両国で製造された自動車の制度の一本化に向けて重要な一歩になることを期待することを表明した。

また、ブラジル全国自動車製造業者協会(Anfavea)のアントニオ・メガレ会長は「規制の統一化は輸出競争力の向上や、コストと投資の最適化へ好機」と述べた。

(紀井寿雄)

(アルゼンチン、ブラジル)

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