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上半期の自動車販売台数は18.2%増、2桁の伸び続く

(ロシア)

サンクトペテルブルク発

2018年07月11日

在ロシア欧州ビジネス協会(AEB)の発表(7月5日)によると、2018年上半期(1~6月)の新車乗用車および小型商用車の販売台数は前年同期比の18.2%増の84万9,221台だった。四半期別にみると第2四半期(4~6月)の販売台数は45万6,301台で、前年同期比15.3%増となった。第1四半期(1~3月、21.7%増)(2018年4月17日記事参照)に続いての2桁増だ。

AEBのヨルグ・シュライバー委員長は、ロシアの通貨ルーブルの下落により自動車の値上がりを予測した消費者が自動車の購入を急いだことが販売拡大につながったと指摘し、5月時点では今後の売り上げへの影響を懸念していた。しかし、2018年上半期は自動車市場の拡大に成功したと総括し、安定した自動車市場の拡大の傾向は今後数カ月続くだろうと期待する。

ブランド別で最も販売台数が多いのは、ラダの16万9,884台(前年同期比21.1%増)だ(表参照)。その次に、起亜の11万1,214台(30.5%増)、現代の8万7,035台(23.3%増)と続く。ラダのブランドを擁するアフトワズは2018年第1四半期の決算で2012年以来の純利益を上げており(2018年5月9日記事参照)、上半期全体を通しても販売が好調だったことがうかがえる。

表 上半期のブランド別販売台数

なお、2018年第2四半期は、自動車販売市場に大きな影響を及ぼす動きがあった。4月1日のリサイクル税(廃車税)の係数引き上げ(2018年3月23日記事参照)と、2019年1月からの付加価値税引き上げ発表(2018年6月15日記事参照)だ。しかし、在サンクトペテルブルクの自動車販売関係者はジェトロのインタビューに対し、「現時点ではこれらの要因による消費者の購買動向の変化はみられない。付加価値税の引き上げに伴う駆け込み需要が発生するのは引き上げ直前の年末と予測される。足元の販売動向としては為替(ルーブルの下落)の影響が大きい」と答えている。

(一瀬友太)

(ロシア)

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