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日本の小麦輸入再開、カナダ政府が歓迎

(カナダ、日本)

トロント発

2018年07月25日

日本の農林水産省は7月20日、同省が6月15日から国内製粉企業などへの販売を暫定的に停止していたカナダ産小麦に係る輸入入札について(2018年6月20日記事参照)、遺伝子組み換え小麦の混入の有無を検査した結果、全て陰性が確認できたため、暫定的停止措置を解除したと発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

厚生労働省による遺伝子組み換え小麦の混入の有無の検査方法確立(7月9日)を受けて、農林水産省は、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構に当該遺伝子組み換え小麦の混入の有無に関する検査を依頼していた。その結果、6月15日以前に輸入し、暫定的に販売を停止していたカナダ産小麦約38万トン(3銘柄、18契約)および現在、市場流通が想定される約27万トン(2018年4~6月に輸入し、既に製粉企業などに売却済みの4銘柄、20契約)の全てについて陰性であることが確認された。

農林水産省の発表を受け、カナダ政府は事態収束を宣言

農林水産省の発表を受け、カナダ政府のローレンス・マコーレー農務・農産食品相およびグロ-バル連携省のジェームズ・ゴードン・カー国際貿易多様化相は7月20日、「カナダ政府は、カナダ産小麦出荷品に対する日本独自の科学的な徹底検査を経て、輸入停止解除に至った日本の農林水産省の決定を歓迎する。(中略)今回の日本政府の発表により、2018年6月14日にアルバータ州南部で未許可遺伝子組み換え小麦が孤立して発見されたというカナダの発表に起因する全ての国際貿易措置に終止符が打たれた」との共同声明を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

農林水産省によれば、今後輸入を行うための入札については、船積み時検査によって輸入前に当該遺伝子組み換え小麦「MON71200」の混入の有無を検査し、陰性が確認されたもののみ輸入する。また、厚生労働省では7月9日以降、当該遺伝子組み換え小麦の検査方法を検疫所などに通知し、必要に応じて検疫所におけるモニタリング検査を開始している。

(飯田洋子)

(カナダ、日本)

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