深セン市、企業登録に関する30種類の登録を一本化

(中国)

広州発

2018年07月19日

深セン市政府は7月12日、企業登録に関する30種類の登録を一本化(三十証合一)すると発表した。広東省全体では中央政府の方針に応じて、企業登録に関する24種類の登録を一本化する「二十四証合一」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが実施されており、深セン市はこれに6種類追加する(表参照)。

表 深セン市で追加統一される企業登録

そのほか、中国の銀行の香港支店もしくは香港の商業銀行が、香港の投資者の代理として深セン企業登録を許可する。銀行は関連資料を深セン支店を通じて登録機関に提出し、審査を受ける。企業登録後、投資者は銀行の深セン支店で営業許可証などを受け取る。

また、顔認証を利用した登録証を自動発行する。市内の宝安区、南山区の行政サービスロビーなどで開始し、今後は銀行の支店などでも利用できるようにする予定だ。

(河野円洋)

(中国)

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