広東省、2017年の外資系企業の年間平均給与は8％増

広東省統計局の5月30日の発表によると、2017年の広東省都市部の外資系企業の年間平均給与額（注1）は前年比8.0％増（伸びは名目）の7万4,619元（約126万8,523円、1元＝約17円）だった（表1参照）。外資系企業を含む「非私営企業・組織」（注2）全体の年間平均給与額は9.5％増の7万9,183元だった。平均給与額は社会保険費の基数の上下限、住宅積立金の上限などの基準となる。組織形態別では、股●（にんべんに分）有限公司（株式会社）が10.4％増の10万2,436元と最も高かった。

業種別では、金融業が前年比10.7％増の14万9,936元と最も高く、最低は農・林・牧畜・漁業が4万926元（12.3％増）だった（表2参照）。

（注1）ボーナス、手当、残業代などを含む、社会保障費・税引き前の金額。

（注2）国有企業、株式会社、外資系企業など。個人事業主は除く。

（河野円洋）