広州市、2025年の自動車生産能力目標を500万台に

広州市政府は4月17日、「広州市自動車産業2025戦略計画（以下、「計画」）」を公開した。広州市の自動車産業の現状分析と、2020年、2025年の発展目標および7つの重点任務などが示されている。

「計画」では、2017年に236万台だった自動車生産能力を、2020年に300万台、2025年には500万台にすることを目標としている。また、自動運転についての目標も示された。

また、重点任務として、（1）中国ブランド自動車企業の育成、（2）新エネルギー車の市場化、スマートカーの産業化の推進、（3）自動車業界のイノベーション促進、（4）自動車部品生産の技術的突破、（5）自動車アフターマーケットのエコシステムの構築、（6）産業集積の整備、（7）現地自動車メーカーの海外競争力の向上などを定めている。また、財政、税制、融資、土地、人材などの支援策なども盛り込まれている。

「計画」の全文は広州市政府のウェブサイトで閲覧できる。

（黄冬瑩）