世界の政治・経済日程（2018年4～6月）

IMFと世界銀行は4月20日から22日にかけて、春季総会を米国ワシントンで開く。中央銀行や関係省庁関係者のほか、企業や市民団体、学術関係者ら多くのステークホルダーが一堂に会し、世界経済の成長や貧困削減を中心とした議論が行われる。

IMFはこの春季総会に合わせて、世界経済見通しを発表する。前回1月の発表では、先進国、途上国を問わず多くの国・地域の経済成長率を上方修正した一方で、世界金融の不安定化リスク、内向き志向の政策、東アジアや中東を中心とした地政学的な緊張などを中長期的なリスクとしていた。今回の見通しで、これらのリスクをどのように評価するか注目される。

4月

4月16～19日　APECビジネス諮問委員会（ABAC）（東京）

4月20日　G20財務相・中央銀行総裁会合（ワシントン）

4月20～22日　IMF・世界銀行春季総会（ワシントン）

4月22～24日　G7外務・安全保障担当相会合（カナダ・トロント）

4月中　WTO、2017年の世界の貿易額発表

4月中　IMF、世界経済見通し発表

5月

5月8～9日　WTO一般理事会（スイス・ジュネーブ）

5月13～15日　OECD社会政策担当相会合（カナダ・モントリオール）

5月21日　G20外務相会合（アルゼンチン・ブエノスアイレス）

5月25～26日　APEC貿易担当相会合（パプアニューギニア・ポートモレスビー）

5月28日～6月3日　APEC観光担当相会合（ポートモレスビー）

5月31日～6月2日　G7財務・開発担当相・中央銀行総裁会合（カナダ・ウィスラー）

6月

6月5～6日　WTO知的所有権の貿易関連の側面に関する協定（TRIPS）理事会（ジュネーブ）

6月8～9日　G7首脳会議（カナダ・シャルルボワ）

6月15日　G20エネルギー移行担当相会合（アルゼンチン・バリローチェ）