農業部門の減速が成長のブレーキ要因に-2018年の経済見通し-

(モロッコ)

ラバト発

2018年03月06日

モロッコ高等計画委員会(HCP)は1月10日、2018年の実質GDP成長率を2.8%とする予測を発表した。2017年の4.0%(暫定値)から減速する見込みだ。主な要因として、2017/2018年シーズンの農業成長率の低下が指摘されており、農業部門の付加価値生産は2017年の13.6%増から2018年は1.3%増と大きく鈍化することが見込まれている。農業部門は引き続きモロッコ経済成長のブレーキ要因であり、農業生産の安定が同国の主要な課題だ。

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