中国からの投資計画は多いが実現性に乏しい現状

ブルガリアは、中国の「一帯一路」構想において、トルコのイスタンブールからセルビアのベオグラード、さらにハンガリーのブダペストを経由して西欧に至る主要交通ルートに組み込まれている。2018年の中国－中・東欧首脳会議（16＋1会議）は首都ソフィアで開催されることが決まり、ボイコ・ボリソフ首相はインフラ面での中国のさらなる投資を期待する旨を発言している。これまでも中国からブルガリアへの投資計画は多いが、実現に至った案件は少ないのが現状だ。