IMFはマイナス6.0%成長と2,530%のハイパーインフレ率を予測-2018年の経済見通し-

(ベネズエラ)

ボゴタ発

2017年12月22日

IMFは2018年のベネズエラの実質GDP成長率をマイナス6.0%、インフレ率を2,530%とする厳しい見通しを示している。2017年7月に制憲議会選挙を強行したことを受け、米国からドル建て国債発行の禁止などを含めた制裁措置が次々と発表され、外貨準備高は100億ドルを下回っている。物資不足やハイパーインフレなど経済は厳しい状況にあるが、制憲議会の発足、統一知事選挙や全国市長選挙で与党が圧勝するなど、中央から地方まで勢力を伸ばしたマドゥロ大統領が2018年の大統領選挙での再選を目指す。

ビジネス短信 6461c29d8d4bac42

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。