欧州中銀、債券・国債の購入拡大プログラムを9カ月延長-買い入れ規模を2018年1月から縮小へ-

(ユーロ圏、EU)

デュッセルドルフ発

2017年10月27日

欧州中央銀行(ECB)は、10月26日にフランクフルトにおいて開催された政策理事会で、少なくとも2017年12月まで実施予定としていた債券・国債の購入拡大プログラムの延長を発表、2018年9月まで実施するとした。月々の買い入れ額については、2017年12月までは600億ユーロと現行水準を維持するが、2018年1月以降は300億ユーロに減らす。一方でECBは、市場や経済の情勢により、同プログラムの規模および期間について再考するとも言及し、今後の柔軟な対応に含みを残した。

ビジネス短信 7fb424b22d32a01a

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