10月15日に下院選、国民党が第1党になる勢い-最大与党・社民党の低迷で大連立復活は困難か-

(オーストリア)

ウィーン発

2017年10月13日

5月に最大与党の社会民主党と国民党の連立政権が解消したことを受け、10月15日に前倒し国民議会(下院、定数183)選挙が実施される。社民党の支持が低迷する一方、国民党の支持率は急上昇しており、50年近く政権を担った両党が再び大連立を組む可能性は低いとみられ、オーストリアの政治状況が大きく変わることも予想される。政治の先行きが不透明な中、経済は好調でオーストリア経済研究所(WIFO)は、2017年と2018年の実質GDP成長率をいずれも2.8%に上方修正した。

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