中銀、2会合連続の利上げ実施－政策金利を1.00％に引き上げ－

カナダ銀行（中央銀行）は9月6日、政策金利を0.25ポイント引き上げ、1.00％にすると発表した。第2四半期のGDP年率成長率が中銀の予側を上回ったことなどから、前回7月12日の会合に続く利上げとなった。利上げにより、過去最高水準に達している家計負債への影響が懸念されている。今後の金融政策について、中銀は経済指標や金融市場の動向次第としているが、エコノミストは長期的な金利上昇を視野に入れている。