2016年の対内投資が急拡大、多い大型案件-対外投資は引き揚げ超過からプラスに転化-
(英国)
ロンドン発
2017年08月04日
2016年の対内直接投資は、過去最高額を記録した。英国のEU離脱(ブレグジット)をめぐる政治・経済の先行き不透明感を嫌って設備などへの投資を控える企業が多くみられた一方で、戦略的な見地から英国企業を買収する動きは活発だった。通貨ポンドが下落した夏以降、為替差益を狙った買収や追加投資の動きも目立った。また、対外直接投資は2年連続の引き揚げ超過からプラスに転じた。
ビジネス短信 c319fe23c7f8d068