保有資産の縮小、年内開始に言及-イエレンFRB議長が議会で証言-

(米国)

ニューヨーク発

2017年07月27日

連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は7月12~13日に議会証言を行い、量的緩和で拡大した保有資産の規模縮小について、元本償還分への再投資の減額を「年内の比較的早い時期に実施すべき」とした一方で、経済見通しが大幅に悪化した場合は「再投資を再開する用意がある」と述べた。今後の利上げペースについては、「時間の経過とともに緩やかに利上げを実施することが妥当」とする一方、物価動向を注視し、インフレの下振れが持続するような場合には政策を調整する用意があるとした。

ビジネス短信 d0356e84f2c71a36

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。