「一帯一路」構想のサプライチェーン参画を狙う

(スリランカ、中国)

コロンボ発

2017年06月15日

「スリランカは戦略的なロケーションを活用しながら、インド洋のハブとなるべく地域を連結する能力を高めていく」。ラニル・ウィクラマシンハ首相は5月に中国・北京で開かれた「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムの首脳会議で、一帯一路イニシアチブへの関わり方をこう述べた。首相の言葉に代表されるように、スリランカでは同イニシアチブに積極的に関与すべきという見方が大勢だが、同時に中国の進出を警戒する隣国インドとの関係に配慮したバランス感覚を求める意見もある。

ビジネス短信 dcb167701c37f87e

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