第1四半期の実質GDP、前期比はプラス成長に-政治的不安要素あり今後に慎重な見方も-

(ブラジル)

サンパウロ発

2017年06月09日

2017年第1四半期のブラジルの実質GDP成長率は、前期比で8期連続のマイナス成長を脱した。ただし、記録的な穀物生産に支えられた農畜産業の寄与が大きく、工業やサービス業の回復は依然として鈍い。テーメル政権は第1四半期の結果を経済回復の兆しと強調するが、政治状況の混乱もあり、今後の回復には慎重な見方が根強い。

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