企業は市場原理に基づき独自に行動-中央アジアにおける中国企業の進出事例(1)-

(カザフスタン、中国)

タシケント発

2017年05月11日

 従来、ロシアの裏庭だった中央アジアにおいて、近年、中国の存在感が急速に増している。2013年秋に習近平国家主席が提唱した「一帯一路」構想には、中央アジアも含まれる。中国政府の打ち出すスローガンは企業活動にどのような影響を及ぼしているのか。ジェトロは2017年2月末から3月初めにかけて、ウズベキスタンとカザフスタンに進出している中国企業や関係団体へのヒアリングを実施した。その内容を適宜、報告する。1回目は在カザフスタン中国大使館の担当者に対するインタビュー。「一帯一路」構想は中国企業の新興国進出には不可欠としつつも、それぞれの企業は市場原理に基づき行動しているとする。

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