製造業向け投資の不振で0.2%減と4年ぶりのマイナス-2016年の対中直接投資動向(1)-

(中国)

北京発

2017年05月01日

 2016年の中国への直接投資実行額は前年比0.2%減(ドルベース)となり、2012年以来4年ぶりに減少に転じた。業種別にみると、製造業が10.2%減と2桁減となる一方、非製造業はリース・商業サービス、卸・小売り、情報通信・コンピュータサービスなどの好調を受けて4.2%増とプラスの伸びを維持した。国・地域別では、1位の香港が5.9%減となり、構成比も7割を切った。日本の順位は2015年の5位から7位に低下した。

ビジネス短信 e0fdc7267d1eb5d2

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。