第4次産業革命をにらんだ投資誘致を強化-2016年以降の対シンガポール投資動向(1)-

(シンガポール)

シンガポール発

2017年05月25日

 シンガポールの2016年の固定資産投資額(FAI)は4年連続のマイナスとなった。政府は投資誘致の絞り込みを行っており、製造業設備への投資が縮小している。しかし、統括拠点、研究開発(R&D)施設の設置や、ASEAN域内の物流活発化を見据えた物流施設への投資は拡大傾向にある。また政府は近年、モノのインターネット(IoT)など第4次産業革命をにらんだ投資を積極的に誘致している。対シンガポール投資の2016年以降の動向を2回に分けて報告する。

ビジネス短信 815c6c433715b25f

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。