第1四半期は輸出が8.2%増、輸入は24.0%増-外需回復と輸入価格上昇などが要因-

(中国)

北京発

2017年05月25日

 海関(税関)総署の発表によると、第1四半期の中国の貿易総額は前年同期比15.0%増の9,000億ドルとなった。2016年通年では貿易額が大きく減少した国・地域が多かったが、第1四半期は主要5ヵ国・地域が輸出、輸入ともに全て前年同期比で増加し、回復基調に転じた。海関総署は、外需の回復により輸出が増加したこと、国内経済の「穏中向好(安定の中、向上あり)」の状況や輸入価格の上昇が輸入の増加をもたらしたこと、などを要因として挙げた。

ビジネス短信 7517efedb7e06a89

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