3月の新車販売台数は前年同月比1.6％減－買い替え需要が一服との見方も－

　3月の新車販売台数は前年同月比1.6％減の155万5,859台、年率換算台数は前年を下回る1,662万台となった。今回の結果を受けて業界関係者の間では、2009年から伸びてきた新車販売は高止まりで停滞局面に入ったとの見方が強まっている。スポーツ用多目的車（SUV）の伸びが牽引して小型トラック部門が5.2％増となる一方、中型乗用車の減少が響き、乗用車部門は10.6％減だった。主要メーカー別では、販売台数の伸びに明暗が分かれる結果となった。