2016年の小売販売指数は6.2%減、最大のマイナス幅に

(ブラジル)

サンパウロ発

2017年03月10日

 2016年の小売販売指数(自動車・同部品と建設用資材を除く)は前年比6.2%減とこれまでで最大のマイナス幅を記録し、消費の低迷を色濃く反映する結果となった。これまで落ち込みが軽微だった非耐久消費財でも悪化傾向がみられる。厳しい雇用情勢を背景に2017年も消費の回復は遅いとみられるが、政府の景気刺激策や金融環境の改善などのプラス材料が消費動向に与える影響が注目されている。

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