賃金上昇や高度人材確保、高い離職率が経営課題-ラオスの最新労務事情(1)-
(ラオス)
アジア大洋州課、ビエンチャン発
2017年02月06日
ラオスの人口は約650万と少ないが、25歳未満の若年層がその約60%を占める。このため、農村出身者を中心とした安価な労働力を活用した縫製業など、労働集約型の製造業に優位性があるといわれるものの、進出日系企業からは、賃金上昇、高度産業人材の不足、高い離職率といった課題も指摘される。2016年10月10日に行った進出日系企業へのヒアリング調査を基に、現地の労務環境を2回に分けて報告する。
ビジネス短信 c895a58d47dedef7