住宅販売戸数が2年連続のプラス、価格は底打ちか-シンガポールの不動産マーケット(2)-

(シンガポール)

シンガポール発

2017年02月14日

 2016年のシンガポールの民間住宅価格は、3年連続の前年比マイナスとなった。民間住宅価格は2009~2013年に政府が実施した一連の不動産投機抑制策により下落が続いている。しかし、同抑制策が緩和されるとの期待から、住宅販売戸数は2年連続でプラスとなり、低迷が続いた住宅価格は底を打ったとの見方が広がっている。連載の後編は、住宅市場をめぐる状況について。

ビジネス短信 708378dac2092d95

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