IMFは7.5%成長見込むも政権の課題山積-2017年の経済見通し-

(ミャンマー)

ヤンゴン発

2017年02月21日

 IMFによると、ミャンマーの2016年の実質GDP成長率は6.3%と前年の7.3%から減速した。しかし、2017年は7.5%に加速すると推計している。ミャンマーは2016年3月に、連邦団結発展党(USDP)からアウンサンスーチー国家最高顧問が率いる国民民主連盟(NLD)に政権が移譲され、2016年は政権基盤固めに奔走した1年だった。2017年も政権基盤の安定化に加え、減速した経済の立て直し、通貨チャット安への対応、少数民族問題の解決など、政権が抱える課題は山積している。

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