与党のモレノ候補が第1回投票で首位、4月に決選投票-左派路線の継続か中道右派に転換か微妙な情勢-

(エクアドル)

ボゴタ発

2017年02月24日

 2月19日に第1回投票が行われたエクアドル大統領選挙は、2007年から10年にわたって続いてきた左派政権の継続か否かが最大の焦点となっている。開票率99.5%の時点では、現職のラファエル・コレア大統領の所属する与党のレニン・モレノ候補の得票率が39.35%と最大で、野党・中道右派で2位のギジェルモ・ラッソ候補を11.24ポイント上回っている。しかし、モレノ候補の得票率が当選の条件を満たさないことから、選挙管理委員会は4月2日に決選投票を実施すると発表した。決選投票はモレノ、ラッソ両氏の戦いとなる。

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