トランプ新政権の政策運営にプラス、マイナス両面の要素-2017年の経済見通し-

(米国)

ニューヨーク発

2017年01月17日

 2017年の実質GDP成長率について、米国連邦準備制度理事会(FRB)は2.1%と、2016年より伸び率がやや高めになると予測している。1月20日に発足するトランプ政権は、インフラ投資の拡大や減税などを公約に掲げ、景気拡大効果が期待されている。一方で、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しはコスト高などを招き、景気にはマイナスの影響を及ぼす可能性がある。また、ドル高は輸出には足かせとなっており、今後の為替動向も注目される。

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