社会党の大統領選候補にアモン元教育相を選出

　2017年4～5月のフランス大統領選に向けた与党・社会党の候補者を決める予備選挙の決選投票が1月29日に行われ、社会的弱者や若者支援の強化など左派色の強い政策を打ち出したブノワ・アモン元教育相が選出された。同日付の「ル・フィガロ」紙が発表した世論調査によると、アモン氏の支持率は15％。同氏は、4月23日に予定されている大統領選第1回投票で極右・国民戦線（FN）のマリーヌ・ルペン党首、共和党のフランソワ・フィヨン候補、無所属で立候補している中道左派のエマニュエル・マクロン元経済・産業・デジタル相の3氏に敗北する、との予測になっている。