欧州委、エネルギー効率を30%に高める目標を提案-2030年まで、建物の省エネ改修も-

(EU)

ブリュッセル発

2017年01月17日

 欧州委員会は2016年11月30日、温暖化対策の一環として、「2030年までにEUのエネルギー効率を30%に高める」という省エネ目標と、同目標を達成するための具体的な施策を併せて提案した。情報通信技術(ICT)の活用を通じて建物の省エネ化を進める一方で、既存の建物の改修を、エレクトロモビリティー(電気自動車など)や低炭素燃料を普及させる機会としても利用する狙いだ。これらの指令案は今後、欧州議会とEU理事会(閣僚理事会)の審議・採択を経て施行される。

ビジネス短信 337c6b8a41226568

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