最低賃金引き上げの産業界への影響は軽微-タイの最新労務事情(1)-

(タイ)

アジア大洋州課、バンコク発

2017年01月20日

 タイの最低賃金が4年ぶりに改定され、2017年1月1日から適用された。ただ、その引き上げ幅は最も高いバンコク都および周辺県でも日額10バーツ(約32円、1バーツ=約3.2円)にとどまり、産業界への影響は軽微とみられる。他方、2016年8月には職能別の最低賃金の引き上げも行われており、技能資格との連動が今後図られる予定だ。タイの最新労務事情を4回に分けて紹介する。

ビジネス短信 2197b88e45af19da

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