政権移行後も経済回復の足取り鈍く-2017年の経済見通し-

(ブラジル)

サンパウロ発

2016年12月27日

 2016年の経済成長率はマイナス3.48%と見込まれている。個人消費や総固定資本形成など内需の回復が期待より遅く、年末になっても悪化傾向が続いており、2017年はプラス成長が期待されるも成長率は0.7%と微々たるものだ。本格的な財政改革に着手し投資家の信頼を回復できるか、テーメル政権は正念場を迎えることになりそうだ。

ビジネス短信 5387119b24e7bf7c

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。