政府・議会とも、中国の市場経済国認定に否定的

(米国)

ニューヨーク発

2016年12月07日

 中国のWTO加盟議定書では、2016年12月11日まで同国を非市場経済国として扱うと定められている。期限後に中国が自動的に市場経済国としてのステータスを得るのかどうか各国で意見が割れる中、プリツカー米国商務長官はステータス認定に否定的な態度を示した。議会の諮問機関も、中国は市場経済国としての基準を満たしていない、と報告した。有識者の間では、トランプ次期大統領が率いる新政権でも、認定されないとみる向きが強い。

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