第3四半期のGDP成長率は前年同期比2.0%-内需関連が引き続き牽引、鉱工業はわずかに減少-

(メキシコ)

メキシコ発

2016年11月30日

 2016年第3四半期のメキシコの実質GDP成長率は前年同期比2.0%だった。鉱業部門のGDPは石油生産の落ち込みで8.2%減少し、建設部門も伸びを欠き0.0%増だった。製造業は1.2%増で、うち完成車生産は7.3%増と3期ぶりのプラスだが、鉱工業分野全体では0.8%減とわずかに減少した。サービス業は構成比の高い商業が1.3%増と伸びが鈍ったものの、通信・マスメディアや金融・保険が好調で、全体では3.4%増となった。

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