日本からの投資が回復し好調（京津冀地域）－2016年上半期の対中直接投資動向（2）－

　2016年上半期の京津冀地域（北京市、天津市、河北省）の対内直接投資は、北京市は契約額が前年同期比31.8％減となり、実行額は1.8％増の微増にとどまった。金融業への投資の急減が響いた。また、天津市は契約額も実行額も堅調な伸びが続き、河北省は契約額が急減したが、実行額は30.8％増と2015年通年の減少から大幅なプラスに転じた。