実行額は1.5%増と拡大維持、伸び率は大幅鈍化-2016年上半期の対中直接投資動向(1)-

(中国)

北京発

2016年10月24日

 2016年上半期(1~6月)の中国への直接投資実行額は、前年同期比1.5%増(ドルベース)となり、上半期ベースでは4期連続で増加したが、伸びが大きく鈍化した(2015年上半期は8.0%増)。業種別にみると、製造業が6.4%減少したものの、非製造業は卸・小売りに牽引され4.6%増加した。国・地域別では、1位の香港が8.6%減となり、構成比も66.7%に低下した。日本は、2015年通年の5位から8位に下がった。2016年上半期の対中直接投資動向を、12回シリーズで報告する。

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