第3四半期の成長率がマイナス4.1%に落ち込む-2016年通年は「1~2%」の下限にとどまる見通し-

(シンガポール)

シンガポール発

2016年10月27日

 貿易産業省(MTI)は10月14日、第3四半期のシンガポールの実質GDP成長率(速報値)が前期比(年率換算)でマイナス4.1%と発表した。製造業が2桁落ち込み、サービス業は3期連続のマイナスとなった。シンガポール通貨金融庁(MAS、中央銀行に相当)は同日、2016年通年の成長率が公式予測の「前年比1.0~2.0%」の下限にとどまり、2017年もGDP成長率の大きな回復を見込めないとの見通しを示した。

ビジネス短信 8bc1b086e6de0ce6

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