重要なパートナー、中東政策に注目-2016年米国大統領選挙の見方-

(サウジアラビア、米国)

リヤド発

2016年09月21日

 サウジアラビアは建国以来、米国と強固な関係を築いてきたが、オバマ政権の中東地域の紛争への消極的な介入姿勢、シェール革命による米国の輸入原油への依存度低下、イラン経済制裁の解除合意などにより、その関係が揺らいでいるようにもみえる。米国大統領両候補への期待も、総じて高いとはいえないようだ。しかし、サウジアラビアが新たな国家体制を築こうとしている現在、産業界ではさらに強い結び付きをみせる動きもある。

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