2015/16年度の輸出は前年度比8.6%減-綿花の不作が影響、衣料品は堅調な伸び-

(パキスタン)

カラチ発

2016年08月16日

 パキスタン中央銀行の貿易統計(7月21日発表)によると、2015/16年度(2015年7月~2016年6月)の輸出は前年度比8.6%減となり、前年度から連続して縮小した。繊維をはじめ主力品目が軒並み減少した。輸入も石油が大きく落ち込んだことで2.0%減少し、貿易赤字は拡大したものの、海外就労者からの送金増により、経常赤字は縮小した。

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