2016年の成長率予測を「1.0~2.0%」に下方修正-英国のEU離脱問題で世界経済の不透明さ増したと判断-

(シンガポール)

シンガポール発

2016年08月23日

 貿易産業省(MTI)は8月11日、2016年通年のシンガポールの実質GDP成長率の予測を「前年比1.0~2.0%」と、これまでの「1.0~3.0%」から下方修正した。英国のEU離脱問題などで世界経済の不透明さが増したことを理由に挙げている。また、同日発表された第2四半期の実質GDP成長率の改定値は前期比年率換算(季節調整済み)で0.3%と、先に発表された速報値の0.8%を0.5ポイント下回った。

ビジネス短信 9407125776fbfed6

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