VW、不正ソフト問題で米当局と合意-支払額は過去最大の147億ドル-

(米国)

ニューヨーク発

2016年07月13日

 環境保護庁(EPA)は6月28日、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の不正ソフトによる大気浄化法(CAA)違反をめぐる問題で、同社と米司法省などが合意したと発表した。支払額は147億ドル以上で、米メディアによると自動車業界としては過去最大となったという。対象車の買い取りや補修にかかる費用に充てる。早ければ秋にも所有者に対するリコールが行われる可能性もある。補修方法の決定など課題は残るものの、解決に向けた一歩として関係者は評価している。

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