第1四半期のGDP成長率は前年同期比2.6%-内需関連産業が支え-

(メキシコ)

メキシコ発

2016年06月02日

 2016年第1四半期の実質GDP成長率は前年同期比2.6%だった。鉱業部門は石油生産と原油価格の伸び悩みで落ち込みが続き3.3%減だったが、建設部門は持ち直して2.0%増と2期ぶりにプラスとなった。製造業は1.0%増だったが、自動車産業、特に完成車は前年同期比6.6%減と不振で、鉱工業全体では0.4%増だった。サービス産業は、構成比の高い商業が引き続き好調だったほか、通信・マスメディア、金融・保険、ホテル・レストランも好調で、全体では3.7%増となった。

ビジネス短信 9d13a86ad2051011

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