米国産鶏肉の輸入再開、AGOA10年延長へ

(南アフリカ共和国、米国)

ヨハネスブルク発

2016年03月24日

 輸入が事実上止まっていた米国産鶏肉が、ほぼ5年ぶりに南アフリカ共和国の小売店に並んだ。南アと米政府は2015年6月、米国産鶏肉に対する南アの過剰な輸入規制の緩和を条件に、米国のアフリカ成長機会法(AGOA)の適用資格を10年間延長することで合意したが、南ア側が輸入を再開しなかったため、米国側は再三規制解除を求めてきた。それから約8ヵ月の交渉を経て鶏肉輸入が再開されたことで、南アのAGOA資格が10年間延長されることになった。

ビジネス短信 6f1d75052591f41a

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