2015年のGDP成長率は4.79%、5年連続の鈍化

(インドネシア)

ジャカルタ発

2016年03月29日

 2015年の実質GDP成長率は4.79%で、リーマン・ショック後の2009年(4.63%)以来初めて5%を割り込んだ。経済成長率の鈍化は5年連続となった。企業による投資は底堅いが、民間消費が伸びなかった。輸出入はともに前年比マイナスとなった。世界銀行、IMFなどは2016年の成長率を5%台前半と見込んでいる。国内では政府支出の加速による経済成長の下支え効果に期待が寄せられる。

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