FARCとの和平交渉が進展し凶悪犯罪が大幅減

(コロンビア)

ボゴタ発

2016年02月15日

 コロンビアと聞くと治安の悪さをイメージする人が多いが、治安は改善に向かっている。すりやひったくりなどは依然として多いものの、企業活動を行う上で大きなリスクとなる凶悪犯罪は大幅に減少している。背景にはコロンビア革命軍(FARC)との和平交渉の進展がある。また、2015年の失業率8.9%は過去15年間で最低だった。治安回復、対内直接投資の増加、さらなる安定雇用の創出という好循環をつくれるか注目される。

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