汚職問題で石油・天然ガスの投資が落ち込む-中南米グローバル企業の対外投資動向(4)-

(ブラジル)

サンパウロ事務所

2015年12月18日

 ブラジル中央銀行によると、2014年の対外直接投資額は前年比32.5%増加した。高金利に支えられる金融サービスや食品分野の投資が堅調で、景気が低迷する2015年に入ってからも欧米諸国向けに積極的な投資が行われている。一方、これまで石油・天然ガス採掘部門の対外投資を牽引してきた国営石油会社ペトロブラスは、汚職問題の発覚で、2014年以降投資が落ち込んでいる。ブラジルの前編。

ビジネス短信 e3b8e8df005d4e18

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