第3四半期GDP成長率は前年同期比マイナス4.5%に-自動車産業の低迷で工業部門はマイナス6.7%と大幅減少-

(ブラジル)

サンパウロ事務所

2015年12月08日

 ブラジル地理統計院(IBGE)は12月1日、2015年第3四半期の実質GDP成長率を前年同期比マイナス4.5%と発表した。これは1996年以降で最低の成長率。産業部門では農畜産業、工業、サービス業が全てマイナス成長となり、特に工業は製造業の落ち込みで6.7%減と大幅に減少した。需要要素別では、総固定資本形成と個人消費が大きく落ち込んだ。

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