第2四半期のGDP成長率は4.67%、輸出不振で鈍化続く

(インドネシア)

ジャカルタ事務所

2015年08月17日

 第2四半期(4~6月)の実質GDP成長率は前年同期比4.67%だった。第1四半期に引き続き5%成長を割り込んだ。中国など主要な輸出先の経済減速と資源の国際市況の低迷により、輸出が鈍化している。さらに、通貨ルピア安の影響で物価上昇圧力が増し、国内消費が停滞している。政府は、インフラ整備などの予算執行の本格化で成長率が回復すると強調するが、国内のエコノミストからは通年で5%成長を下回るという見方が出ている。

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